自分のことを謙遜してしまう人や・・・周りに対して自信が持てない人はきっとバイトの履歴書を書いているときに・・・“自己PR”の欄でつまずいてしまうことが多いと思います。
履歴書の自己PR欄で迷っている人へのおすすめのコツと実際の例文を用いて説明していきます。
目次
自己PRは”継続“と”情熱“が伝われば間違いなくOK!

まず・・・ぶっちゃけるとバイトの店長や採用者からすると、まずバイトを採用するかどうかの判断基準は、ほとんどの場合”この人がどれだけこのバイトを続けてくれるか?“で判断します。
スキルがない・・・コミュニケーションが得意じゃない・・・と自信がない人も多いかもしれませんが、正直バイト程度なら誰でも出来ますし店長もそれほど期待していません!
自己PRを書く上での“継続”と“情熱”が伝わるコツを2つご紹介していきます。
継続:長く続けることをイメージさせるアピールをする
長く続けることをイメージさせるっていうのは・・・意外にも難しいかもしれませんが、次の3つを頭に入れて自己PRを書くだけで効果があります。
- 部活や習い事の経験年数:年単位でアピールし、その経験を活かすようなことを書ければ部活と同じように年単位で続けてくれると思ってくれる
- 達成したことよりも続けることの大切さをアピール:合格したことや受かったことよりも諦めずに続けたことをアピールすると継続をアピールできる
- 続けなければいけない理由を少し含める:学費を払う、一人暮らし、生活費などの単語を入れて続けなければいけないことをアピールする
この3つが大切です。
部活や習い事以外にも資格だったりサークル、委員会などなんでもいいので“年単位でやったこと”を持ち出してその継続をすることによって、得たメリット(ぶっちゃけなんでもいい。笑)を書き・・・継続の大切さが分かったと記述するだけでかなりアピールすることができます。
また暇だからではなく生活するためにバイトをしないといけないことをチョロっと書くだけで・・・店長からすると「ワンチャン社員になってくれるんじゃね!?」と感じるレベルで評価されますよ!
もしも思い浮かばないと困っている人はぜひ参考にしてくださいね!
例:初めの頃は人よりも下手でしたが、毎日の努力の積み重ねでスタメンになれた”粘り強さ”。

部活をやっていた場合は比較的”努力”という継続に関する単語と部長、スタメン、市内ベスト4などの自分なりに頑張った結果を使って”継続できる”という長所をアピールすることができます。
例:なかなか成績が上がらないときも毎日の積み重ねで伸びていく嬉しさから”小さな努力を楽しめる”。

受験をしたことがある場合は”地道な作業をコツコツ頑張る”という継続に関する単語と、継続をすることで少しずつ成績が上がる楽しさを使うことで”継続できる”という長所をアピールすることができます。
情熱:他のバイトじゃなくてこのバイトにこだわる理由を自己PRに含める
志望動機も少し絡めた自己PRになるんですが・・・他のバイトじゃなくてこのバイトにこだわる理由を自己PRに書くと、かなりそのバイト先に対する”差別化(他のバイト先ではいけない理由)”になります。
スタバを例にしてあげると・・・
- そのような自分の長所はスタバだからこそ活かせるものと考えているので・・・
- 客として来店したときに店員さんに優しく接しられた時に私の長所を活かして働きたいとスタバだからこその魅力に感じたので・・・
- 店員同士のコミュニケーションだけでなく、お客様との笑顔溢れる触れ合いを通じて最大限自分の長所を活かせる・・・
上の3つは例になりますが、このように自己PRをすることで確実に面接する側に応募するバイト先への”愛”や”情熱”を感じてもらうことができます。

そもそも自分の長所が見つからなく悩んでいる人におすすめの5つの長所

いやいや・・・長所がなくて困っているんだ!っていう人に誰でも言えるおすすめの長所をご紹介していきます。
自分の長所は、数値化したりすることが出来ない主観的な考えなので嘘や本当などは誰にも分からないので自信がなくても長所として使って大丈夫です。
粘り強さ系
部活や受験で結果よりも過程を大事にして”決めたことは守る自信がある”、中学(高校)では3年間部活をやり抜く中で課題を見つけて解決する嬉しさを身につけ”体力と忍耐力には他の人に負けない自信がある”、
- 飲食店のキッチン
- 仕分けや警備などの地道な仕事
- ”継続”をアピールできるので比較的どんなバイトでも高評価をもらえる万能な長所
自分の過去の経験を使った粘り強さを長所として自己PRをすることはどこのバイトでもしっかり評価してもらえるので万能になります。
というのも先ほど言ったように長く続けてくれそうな人物を採用することが店長での使命でもあるので・・・粘り強さを長所にするとかなり信頼が強まります!
人への気配り系
サークルを通じてみんなで楽しむことにこだわりがあり自分一人じゃなくて周りを見て動くことに自信がある、周りの人が困っていたり悩んでいると解決するまで悩みを聞いてあげたり相手の考えを主観的に考えて行動することに自信がある
- 飲食店のホール
- カフェ
- 販売
主に”接客”をメインとする女性が多い職種のバイトは働いたことがあるので分かるんですが・・・人への気配りはとても大切になります。
レストランなら食べ終わった皿の片付けだったり、接客中の笑顔や言葉遣いなどがメインになるので”人への気配り”が出来ることをアピールするだけで評価は上がりますよ!
負けず嫌い系
昔から誰にも負けたくない性格で友人や仲間と同じ物事を高め合いながら成長できる自信がある、決められたことに関して昔から誰よりも正確に素早くやらないといけない性格で人一倍努力ができる
- データ入力
- コールセンター
- ナイトワーク
他のバイト仲間との出来の差が分かるバイトは負けず嫌いで人との争いが大好きな人が評価されやすいです。
過去に負けず嫌いの性格で勝てるまで諦めなかった経験やトップにならないと気が済まないというエピソードを自分なりに作るとさらにリアリティが増して評価に繋がります。
協調性がある系
昔からリーダーのようなポジションを務めることが好きで人を動かすことだけではなくみんなで楽しむことを周りを見ながら行動することに自信がある、初対面の人とでも上手く打ち解ける自信があり接客に自信がある
- カフェ・居酒屋
- コンビニ
- 塾講師
キッチンとの連携やバイト同士のコミュニケーションを大切にする職種は協調性がとても大切になります。
1人でコツコツとやる性格の人は空気を壊しかねないので、友達を作るのが得意だったりサークルの幹事などのリーダーシップを取れる人は評価に繋がります。
地道な作業が好き系
毎日のルーティンを守ることに自信があり”一度始めたら辞められない”性格を上手くこのバイトで活かせる自信がある、受験勉強で毎日欠かさず勉強をする中で同じ作業を繰り返す中で見えてくる新たな課題を見つけるのが楽しく他の人よりも地道な作業が好き、
- 仕分け
- 検品
- ライン作業
短期や単発バイトで多い・・・仕分けなどの仕事は面接がなかったり履歴書がいらない場合も多いですが必要な場合は地道な作業が好きで同じことを続けることが得意ということをアピールするのがおすすめです。
マジでこういった仕事は、単純作業だけなので楽ではありますが・・・どうしても飽きやすい仕事になるので地道が仕事が好きな人は評価に繋がります。
極秘:応募する会社に欲しい人材が書いてあるから自己PRに当てはめる裏技もあり

どうしても面接で採用されたい人におすすめの方法で、いつも僕が使っていた方法をご紹介します。手順通りにやっていきますね!
- どうしても合格したい
- 自分で自分がよく分からないし長所が見つからない
- 本当の自分を丸裸にされるのは恥ずかしい
STEP.1 応募する会社のホームページでどんな人材が欲しいのかを確認する
今回はスタバを例にご紹介していきますが・・・
まずは自分の応募したいバイト先のホームページの”採用情報”や”企業案内”などを調べながら
- どんな人材を欲しているのか?
- 会社の目標は何か?そのために必要な人材は何か?
を探していきます。
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引用:スターバックス公式サイトより
STEP.2 自分が考える長所をどうやったら会社の目標や欲しい人材に繋げることができるか考える
次に・・・スタバに応募をして自己PRで悩んでいるA子さんを例に考えていきましょう。

- 性別:女性
- 年齢:20歳大学生
- 自分の考える長所:人への気遣いが出来ること(だと思っている)
- 自分の考える短所:接客があまり得意じゃない
自分の長所と応募する会社の欲しい人物像を照らし合わせて繋げる作業が大切です。
仲間と共に人間らしく成長したい方を募集しています。
引用:スターバックス公式サイトより
- スタバの欲しい人物像:仲間と共に人間らしく成長したい人
- A子さんの自分の考える長所:人への気遣いが出来ること
こう見ると2つには、かなりの違いがあるかもしれませんが長所をうまく応用させるとあたかも応募する会社が欲しい人物像に近づけることができます。
スタバの公式サイトを見ていると・・・他にも
お客様にちょっとした感動や喜びを感じてもらえるような、あなたらしいおもてなしをしてください。
引用:スターバックス公式サイトより
スターバックスには接客についてのマニュアルはありません。どうしたらお客様に喜んでいただけるか?パートナー自ら考え、進んでお客様の気持ちを察し、つながる瞬間を創り、そして期待に応えることを、スターバックスは推進しています。
引用:スターバックス公式サイトより
などから
- お客様だけでなく仲間を考えられる人
- 人を楽しませることが好きな人
- 自主的に考えて行動できる人
など自分の長所と絡ませられそうなポイントがいくつかあります。
A子さんのように”人への気遣いが出来る”などの自分の長所をどうすれば上の3つのポイントに繋がるかを考えていきます!
STEP.3 自分と会社の欲しい人材を照らし合わせながら自己PRを書く
後は書いて確認しての繰り返しで自分の思うような自己PRが書けるまで繰り返すだけです。これだけで面接での第一印象の評価は、かなり上がりますよ!



正直自己PRのことをバイトが始まって言われたり食いつかれることはあんまりないから正直になりすぎないでね

数多くのバイトを経験して・・・たくさんの履歴書の自己PRを書いてきた訳なんですけど、僕は1回も面接で自己PRのことを聞かれたことがありません!
大抵の面接で店長が見るところは
- 経歴(年齢や現在の情報)
- 住んでいる場所
になるので・・・そこまで真剣に考えないで、受かるためのプラスとして自己PRを書いてみてください。
あんまり硬くならずにこの記事を参考にしながら自分なりの自己PRを書くだけで大丈夫ですよ!
